
公式HPは
http://gazebosim.org/
です。
特徴としては
- 複数のシミュレーションエンジンを切り替え可能(ODE, Bullet, Simbody, DART)
- OGREを使ったきれいなレンダリング
- センサ、ノイズをシミュレート
- プラグイン方式
- コマンドラインで操作できる
- TCP/IP経由で操作できる
などがあります。
2015/07/27にVersion6がリリースされるなど、活発に開発が行われています。
その歴史は古く2002年から始まったようです。
同じOSRFなので、ROSとの連携もばっちりです。
先日リリースされたROS Jade Turtleでは Gazebo5.0が使われており、さっそくバージョンがひとつ前になってしまっています。
また、Indigoでは2.2が使われており、非常に古いです。Hydroに至っては1.9であり、すでにサポートは終了しています(ROS側もサポート終了しています)。
本BlogではROSはおいておいて、Gazebo本体を楽しもうと思います。
ROSと同じところが作っているのにGazeboは
- ROSとは違うミドルウェア( Goolgeが作ったProtobufを利用)
- ROSとは違うロボットモデル(SDF。ROSはURDF)
- 独自のロボットライブラリIgnitionを持つ(http://ignitionrobotics.org/)
など、独立志向が強いのが面白いところです。
本Blogではインストールからチュートリアルをやってみて、私が興味をもったところをいろいろ試していきます。ロボカップシミュレーションリーグ的なことをサーバー上でやれるようにする、というのを当面の目標にしたいと思います。